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新着情報英国大使館 Andrew Martin 20 Years of Design レポート②
2016.12.15
Martin Wallerさんによる『国別インテリア・デザインの特徴=アメリカ』
=====デザインは個性の表現であるはず。ところが、アメリカのインテリアは、その自由な社会とは反対に、ルールが多く、不自由で、個性的でない。年代や型式を合わせた家具調度品を用いる。きちっと計ったようにシンメトリーに配置する。色のコーディネートを外さない。すなわち、型にはまっているインテリアが多く、冒険をせず、誤りがなく、面白みもない。アメリカは世界で最も自由な社会を標榜しながら、リラックスした自由が感じられず、恐ろしくクラシックなインテリアが多い=====
何よりも古いものを大事にするイギリスやベルギーがよりモダン・デザインで、若く新しいアメリカがインテリアではクラシックなのだ。モダン・デザインを希求するヨーロッパ、古き良き時代のスタイルにあこがれるアメリカ。人間は常にないものを欲しがるということか。