自然の光をとらえ、その柔らかな色彩と空気感で、多くの人々を魅了し続ける印象派の作品。
「マルシェ・ダカール」（3/10 FB掲載）と共に、今春デビューした「Partie de Campagne（パルティ･ドゥ･カンパーニュ）」は、そうした印象派の作品にインスピレーションをえたコレクションです。

かつてブルジョワジーが、ワンデー・トリップで花を愛で、田園に遊んだ姿を描いたトワル･ド･ジュイ（18世紀フランスで生まれたコットンプリント）。「Campagne（カンパーニュ）」は、そうした伝統的なプリントを軽やかに仕上げたものです。
また繊細な木のモチーフを丁寧なシェルリ（カット）の技法で描いた「Nature（ナチュール）」、光のイメージをボリュームのあるホワイトの刺繍で表した「Lumiére（リュミエール）」も、コレクションの中心的なアイテムです。

そしてコーディネートのために揃えられた無地ライクなファブリックは、印象派の画家のパレットさながらに、「Claude(クロード・モネ)」（全5色）「Edgar（エドガー・ドガ）」（全5色）「Edouard（エドゥアール・マネ）」（全４色）と、その名を冠しています。自然の色彩や光が広がるようなファブリックは、コレクションに控えめながら優雅さをあたえてくれます。

春の窓辺やベッド周りに、あるいはクッションなどの小物で、自然の息吹と光を添えてみてはいかがでしょう。

（写真左）ドレーパリー「Campagne（カンパーニュ）」全5色
（写真右）ドレーパリー「Nature（ナチュール）」全3色
クッション（中央スクエア、フリンジ付き）「Lumiére（リュミエール）」全3色